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タイ人向け「和食の動画事業」で新事業領域。PIATEC (Thailand) Co.,Ltd.

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 東京・恵比寿にある2004年設立のマーケティング会社「PIALA」。従業員数114名、売上高58億円(2016年12月期)の同社が、オフショア開発拠点として、2012年11月に開設したのがタイ法人「PIATEC (Thailand) Co.,Ltd.」。システム開発事業がメインの事業で、設立6期目の今年新たな事業領域に展開している。Managing Director・上田 健太(うえだ けんた)氏にその現状を伺ってきた。

オフショア開発拠点が「和食の動画撮影事業」で新事業に挑む

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2012年に創設されたタイ事業は、もともと企業向けホームページ作成やシステム開発が中心で、昨年までは東南アジア市場における前線基地として、拠点構築に多忙を極めた同社。

ホームページ作成実績【JobSugoi.com

今年になって新たな事業をスタートさせたのが「和食の動画撮影事業 Channel J」だ。

この事業は、タイで大人気の和食を簡単なレシピごとに30秒~1分程度の動画に納め、その動画をタイ語の「Channel J」のFacebookファンページに配信していくことが事業基盤となっている。ターゲットはタイ人なので、動画の中の料理の作り方の音声や字幕、レシピを解説した文章に至るまで、全てタイ語で書かれてある。動画投稿は毎日を原則として、飽きのないサイト運営を手がけたいとしている。

和食動画事業のコンセプトは「親しみやすさ」

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同社は撮影のための専用スタジオを、オフィスがあるAsok近くに開設済みで、週あたり10~15本の撮影が可能だという。上田氏、「和食を素材とはしますが一般家庭で、簡単に作ることができる料理を取り揃える考えです」。

そのコンセプトは「親しみやすさ」

アニメ、漫画、食と日本ブームの続くタイだが、和食に特化した動画撮影事業を行うのは珍しい。だからこそ上田氏はそこに勝機があると見ている。動画視聴者により分かりやすく、それぞれのレシピを家庭で作って貰えるように、手元を撮影できる撮影スタジオや、頭上から鍋の中を撮ることのできるカメラも配置済みで、単なる料理番組に終わらない工夫がうかがえる。

いいね!数、フォロワー数10万越え。タイ人に大人気の秘密

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実際にFacebookページをのぞいてみると、富士山らしき山、桜、Channel Jの文字、白と赤を基調色の日本らしく、親しみやすいロゴがカバー写真として目に飛び込んでくる。そのタイムラインをスクロールして見てみると、1本あたりの料理動画に対して再生回数5,000・10,000越え、シェア100件・200件越えもざらにあり、コメント欄は楽しそうなステッカーばかりが目立つ。

2017年10月時点でそのFacebookページは、いいね!数とフォロワー数ともに100,000突破と、すでにタイ人の心を掴んで放さない、人気ページとなっていることが数字から見てとれる。その人気の秘密は実際にページを、スクロールして見るとよく分かる。

見るからに美味しそうな和食の写真が、投稿のタイムラインにあるので、料理に興味がない人でもつい写真をクリックしてしまう。その料理は春巻き、天ぷら、カツ丼、焼きそば、お好み焼きなど、日本では誰もが知っているような家庭料理ばかりで、タイ語が分からない人や和食に馴染みがない外国人でも、見ているだけで食欲がそそられるだろう。

更に、1本あたりの動画が30秒〜1分以内と、スマホで快適に閲覧できるように作成されていて、サクサク見ることができるので、通勤時間や移動中でも手軽に見ることができる。視聴者側からすると料理の動画としてだけではなく、エンタメ動画として見ることが出来る点が、Channel Jのコンセプトである「親しみやすさ」からきている。

「タイと日本を結ぶ架け橋に」今後の展望

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今後撮影された動画コンテンツは、Facebbokの他にInstagramなどの他のSNSでも発信していく方針で、この動画事業のコンセプトに賛同した食品関連企業や、ご当地の食材を売り込みたい日本の自治体などと連携して、広告掲載を募集することにしている。

また動画の配信だけでは「もったいない」ということで、日系の食品企業や産地の自治体などとタイアップした、通販サイト(ECサイト)の開設も視野に入れている。すでに日本の親会社は広告代理事業の他に、通販事業を展開済みでノウハウは十二分にある。日本食材のタイへの輸出促進の起爆剤となる可能性があり、本社との連携を図りながらタイでのマーケット獲得を目指したいとしている。

これまでの同社のIT事業の実績は数知れず、スマートフォン向けアプリの開発も手がけており、和食動画事業の専用アプリもゆくゆくは手がけたいとしている。ホームページの作成にあたっては外注はせず、一気通貫で自社開発を原則としている。「何がしたいか」という顧客ニーズをきめ細かくヒアリングして、それを機能やデザインに落とし込むことこそが、顧客満足度の向上につながるという考え方からだ。

スマートフォンページ作成実績【CLUB THAILAND

「顧客の声を直接聞くことで、可能な限りズレをなくす。伝言は一切発生させない」と上田MDが強調されるところに、徹底したプロ意識を感じることができる。タイ人専任スタッフは総勢約20人。「人が辞めない会社」としても知られており、この1年間で離職したのはわずか1人

ホームページ作成やシステム開発で事業基盤を創ってきた同社が、「和食の動画撮影事業」という従来の発想を超えた、新しい「日本」の紹介事業領域で、タイと日本を結ぶ架け橋となる。

【企業情報】

企業名:PIATEC (Thailand) Co.,Ltd.

住所:24 Prime Building, 10th Fl., Room (A), Sukhumvit 21 Rd., Klongtoey Nua, Wattana, Bangkok 10110 Thailand., Wattana, Bangkok

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【お問い合わせはこちらから】

TEL:087-612-1177(上田)

E-mail:info@piatec.co.th

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